2013/05/11

将棋で言うところの次の一手問題-その2-




■状況説明
稀によく見る長い冷戦がようやく終わる。6ターン目にようやく右上の相手がヴァルキリー召喚。対して相方はベヒーモスで応じ、足止めを受ける。左上の相手はまだ動かず。
画像はその後に回ってきた五十鈴のセットフェイズ。前のターンから持ち越した伏せは左から背水の陣、未完、削り、未完。このターンで五十鈴の採るべき行動は何かっていうのが問題。
なんで背水なんか伏せてるんだってツッコミがありそうだけど、他に置くものがなかったと言い訳しておく。

■解答(というか私はこう考えたってだけでホントに最善かどうかは知らないw 一応伏字にしてるのでドラッグしてください。)

通常ならこの場面、五十鈴は特に動く必要はない。せいぜい特攻でも置いておく程度。下手に小型ユニットを出しても未完のとばっちりを受けるだけなので、相方が大きいユニットを出していて自分のLPに余裕がある時は無闇にユニットを出さないのが定石(だと思うw)。
ただし設問の場合、冷戦明けというのが特殊なところ。ここから考えるべきことは2つ。

1つ目は左上の相手がメフィ封魔を狙っている可能性。6ターン動きがないのでメフィ封魔をできるくらいのMPを持っていても全く不思議じゃない。ただし、初めからメフィ封魔を狙っていたなら既に打たれているはずなので、少なくとも初期手札から一直線にメフィ封魔を狙っていた可能性は低い。したがってメフィの可能性はあるにせよ、可能性としてはあまり高くない。

2つ目は相手の大量の伏せの中に足止めが何枚もあって、ベヒーモスが延々止められること。ただでさえ魔獣は飼い慣らして維持コストを蓄積させるのが定石なので、この状況でベヒーモス頼みで戦うのは分が悪い。

というわけで、主には2つ目の理由から実戦ではアサシンとメイドナイト、特攻の3枚を出してヴァルキリーを倒しにいくことに。
その狙いは未完を早いうちに使ってもらうこと。さすがに相方は回避を伏せてるはずなので(というかターン的に考えて回避する必要ないくらいMPあってもおかしくない)、アサシンの攻撃にチェーンして未完を打たれてもMP的には等価交換。足止めを消費してくれるようならこちらの思うつぼ。

アサシンに対しての相手行動としては
①アサシン攻撃→相手未完→ベヒーモス回避してアサシン破壊→メイド&特攻で攻撃→ヴァル回避or抽出
②アサシン攻撃→ヴァル回避or抽出
のどちらかが有力。いずれにしろこちら側にとって損はない展開。

とりあえずまとめると、画像の状況でこちら側にとって一番苦しい展開はベヒーモスが飼い慣らされてる間に維持コストとヴァルキリーの攻撃が蓄積することなので、それを回避するための行動は何かって考えると小型出していくことだよねって話。
あ、メフィ封魔とかは正直あんまり考えてませんでした。だって本当にメフィだったら負け確ですし。

ちなみにここでの選択が悪かったせいなのか知りませんが、この試合は負けました。左上の相手が展開した結晶を割るのにだいぶ手間取ったのが敗因。というか欠片をびっくりするほど引けない試合でした。

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